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グーグル問題で要望へ
米グーグル社が進める書籍のデータベース化問題で、日本ペンクラブと日本文芸家協会などは、この問題に政府が積極的に取り組むよう、9日、鳩山由紀夫首相や関係閣僚に要望書を提出する。6日開かれた理事・評議員会で文芸家協会が明らかにした。世界の作家などでつくる団体「国際ペン」(本部・英国)による先月の決議を受けたもので、今後書籍のデータベースを作る際には著作権者の権利を守るよう求める。
毎日新聞 2009年11月6日 21時30分
【産経ニュース】
2009.11.7 09:02
米検索大手グーグルの書籍データベース化をめぐり、日本ペンクラブと日本文芸家協会、日本推理作家協会は6日、「米国での和解案が日本国内の著作権者にも適用されかねない」として、政府に5項目の具体策を取るよう求める要望書を9日提出することを決めた。
要望書では、日本で刊行される出版物を複製する際は著作権者から事前に許諾を取ることや、グーグルが既にデータベース化した本のデータについては、使用権が特定の団体や企業に独占されないことなどを政府として確認するよう求める。
米国では、訴訟当事者による新たな和解案が9日、米裁判所に提出される見通し。
『米百俵 小林虎三郎の天命』
島宏 著『米百俵―小林虎三郎の天命』(ダイヤモンド社 1993年) 半分だけ読了。
本書は大きく分けて前半・後半に分かれる。前半は幕末から明治にかけての越後長岡藩において活躍した河井継之助・小林虎三郎・三島億二郎のことが書かれる。後半は著者が監督として作成した映画『米百俵〜小林虎三郎の天命〜』[VHS]のシナリオとなっている。とりあえず前半だけ読んだ。
米百俵のお話は画像の帯にもあるとおり、小泉元首相の紹介によってよく知られるようになったが、それも2001年のことらしい。ついこの間のことのような気もするが、時が経つのは早い。
越後長岡藩の藩風はかなり厳格なものであったようで、幕末の混乱期に河井継之助・小林虎三郎・三島億二郎などが出ている。
河井継之助は最終的には官軍と戦って敗れ、越後長岡藩を疲弊させたということで、地元の人々にはかなり憎まれたようだが、官軍と戦う前にぎりぎりまで和平工作を行っていたようで、評価が分かれるようである。
小林虎三郎は、病魔に襲われつつも教育に身を捧げた男。佐久間象山の門下に入り、同じく門下であった吉田松陰(吉田寅次郎)と「象門の二虎」と並び称される。佐久間象山をして、「天下、国の政治を行う者は、吉田であるが、わが子を託して教育してもらう者は小林のみである」と言わしめる教育者であった。
三島億二郎は、越後長岡藩の復興を政治・経済の方面で成し遂げた男。教育や医療の分野でも成果を残しているようであるが、知名度は低い。
米百俵のお話も山本有三の戯曲によって美談に仕上げられているようだが、実際は三島が三根山藩と交渉して、米を教育資金に変えることを前提にしつつ、見舞いとして米百俵が贈られたようである。米百俵の美談も三島あってのことらしい。こういうと興ざめの様だが、いずれにしても喉から手が出るほど欲しい米を、人材を育てるために使ったことには違いない。
目の前の利益に振り回されるのではなく、将来を見据えた行動が取れる人物に、とは頭では分かっていても、なかなか実現できるものではない。
それにしてもこの映画はハイビジョンで撮影されたようであるが、DVDは出てないのだろうか。。。ブルーレイはまだにしても。
『自分らしい成功をつかむ2日間のレッスン』
リチャード・H・モリタ 著『自分らしい成功をつかむ2日間のレッスン』(イーハトーヴフロンティア 2007年) 読了。
「本当の自分」を見つけ、受け入れることで、成功をつかむことができることを小説仕立てで教えてくれる本。決してその効果を2日間のレッスンで享受できるわけではなく、本書の主人公が人生の転機に立ったとき、セラピストが彼に2日間のレッスンを施したということ。
多くのビジネス書が夢や希望を実現するために、将来の自分のあるべき姿を強くイメージしたり、期限を決めてたり、文章化したり。今から将来に向かってというスタンスなのだが、本書は違う。まず、「今の自分」がどうしてこういう境遇にあるのか、「今の自分」がどうなりたいのかという分析を「過去」に求める。特に両親の影響を強く受けているので、両親との関係を整理する。いい思い出、いやな思い出、それらがあって「今の自分」があるということ。そして「今の自分」は何かしら強がったり、気に入られようとしたり、「本当の自分」とは違うことをしていることに気付く。「本当の自分」に気がつき、それに忠実に生きたら、成功が得られるというもの。
小説風なので、ちょっと出来過ぎ感がなくもないが、まず自己分析をしっかりやるという点は新鮮だった。しかもその分析に過去を用いるということ。厳密に言うと、今持っている過去の認識の解釈を変えるということ。
読んでいて、なんだか仏教的だなと感じた。自己の分析に過去を用いる点など、仏教で言えば前世、過去世の例えであろう。まだ気付いていないが、自身の中に確かに存在するもの、無意識なども仏教で言えば、阿頼耶識であろうか。そして、「本当の自分」というのは、仏性のことであろうか。
決して宗教的なお話ではないが、ゆっくり「本当の自分」を見つめるのも良いかも知れない。
『朝10時までに仕事は片付ける』
先日、ある塾が実施した小学生対象の全国規模の試験に、我が息子を挑戦させてみた。無料だったので。目標クリアしたら欲しいものを買ってあげると約束したのだが、さてどうなるやら。息子が試験を受けている間、スーパーの特売だった卵と砂糖を買いつつ、読みました。
高井伸夫 著『朝10時までに仕事は片づける―モーニング・マネジメントのすすめ』(かんき出版 2002年) 読了。
早起きをして、その1日の仕事の段取りをつけようという本。具体的な時間節約術、時間有効利用術が書かれています。部下を持つマネージャー向けの本。決して10時に仕事が片付くわけではないが、人にやってもらう仕事をの指示を10時までに出してしまうということ。著者は朝6時には事務所に出向いているらしい。私は熟睡中である。
朝は頭の冴えている時間帯らしい。その朝に集中的に仕事をすることで、生産性を上げ、自分自身のための時間も作り出せる。確かに、昼一の会議はつらい。眠くて仕方がないのである。
私は朝が弱いので、30分づつ早起きしようとしたが、この本を読んだ翌日は撃沈。そして今日はなんとか30分早起き達成。明日は更に30分といいつつ、こんな時間にブログ書いてる。朝型の人生がいいんだろうけどねぇ。頑張ろ。
国会図書館の蔵書ネット配信、協議会設立へ
国立国会図書館が所蔵する書籍のデジタルデータをインターネット上で有料配信する構想について、日本書籍出版協会と日本文芸家協会などは4日、「日本書籍検索制度提言協議会」を設立すると発表した。
権利処理やビジネスモデルのあり方などについて議論、来春までに提言をまとめる。
協議会には、両協会と著作権に詳しい松田政行弁護士らが参加、国会図書館の長尾真館長も相談役として加わる。他の関係団体にも参加を募っている。
記者会見で、日本書籍出版協会の小峰紀雄理事長は「出版界にとってデジタル化は諸刃の剣で、適正に利用される環境を作ることが必要」と話した。また、国会図書館の長尾館長は「著作者、出版社などに迷惑をかけない形で、国会図書館の膨大な情報を配布するモデルを作らなくてはならない。協議会ができるのは素晴らしい」と評価した。
(2009年11月4日22時43分 読売新聞)






